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Product Operations: How successful companies build better products at scale (English Edition)
Product Operations: How successful companies build better products at scale (English Edition)
この本の書評・レビュー
書籍『Product Operations: How successful companies build better products at scale (English Edition)』は、プロダクト開発に携わるなら一度は目を通しておきたい一冊です。Melissa PerriさんとDenise Tillesさんによる本書は、「おそらくこの界隈で一番有名な書籍である」と評され、プロダクトオペレーション(Product Ops)という概念を日本に広めた「原著」とも言える存在です。
本書はProduct Opsを「プロダクトマネジメント機能をうまくスケールさせるための規律」と定義しています。プロダクトマネージャー(PdM)が日々の戦術的な業務に追われず、より本質的な戦略策定に集中できるよう、その基盤を整える役割としてProduct Opsの重要性を説いています。
Product Opsの活動は、「ビジネスデータとインサイト」「顧客・市場インサイト」「プロセスとプラクティス」という3つの柱で構成されます。これらの柱を通じて、データ整理やユーザーリサーチの効率化、プロダクトの意思決定・運営プロセスの整備などを行い、プロダクトマネージャーを戦術的な重荷から解放し、戦略的な業務に集中させることを目指します。あるnoteでは「プロダクト組織が動けるようにする『縁の下の力持ち』」であると紹介されています。
Product Opsは、直接的な意思決定は行いませんが、その意思決定が正しく、速く回るための「基盤を整える」ことにその真価があります。「なぜそれをやるのか」という根拠が明確になり、プロダクト組織全体の活動に「自信」をもたらす効果は計り知れません。また、「意思決定自体はせず、意思決定プロセスをより簡単かつ透明性あるものにする」と端的に言語化されている点も、本書の魅力です。
特に印象的なのは、「プロダクトを作るシステムやプロセスも、プロダクト自体と同じくらい、"プロダクト”である」という本書の一文です。プロダクトローンチや顧客フィードバック収集のプロセス自体に投資することの価値を強く示唆しており、PdM2年目の方々が、自身の業務プロセスを見直し、組織全体の生産性を高める視点を得る上で、非常に役立つ一冊だと感じます。
noteでの言及数の推移(直近24ヶ月)
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