人気の本ランキング
プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)第7版+プロジェクトマネジメント標準: PMI日本支部 監訳
プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)第7版+プロジェクトマネジメント標準: PMI日本支部 監訳
この本の書評・レビュー
書籍『プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)第7版+プロジェクトマネジメント標準』は、プロジェクトマネジメントの考え方を大きくアップデートした一冊です。第6版までとは大きく異なり、現代のプロジェクトマネジメントの「進化」を体現した一冊と言えます。
この第7版では、アウトプットのデリバリーから「価値のデリバリー」重視へとピボットし、プロセスを細かく規定するのではなく、「プリンシプル(原則)ベース」へと移行しています。これにより、アジャイルな考え方に大きく舵を切ったと捉えられ、不確実性の高い現代のビジネス環境に適応した内容です。
「チーム」「リーダーシップ」「価値」「複雑性」「不確実性」といった要素に人間味を感じるという評価もあり、現代的なプロジェクト運営に不可欠な視点が盛り込まれています。特に「不確実性パフォーマンス・ドメイン」(プロジェクトの成果領域の一つで、不確実性への対応を扱う)は、複雑な状況への対応やリフレーミングの重要性を示唆しており、プロダクト開発における不確実性管理に役立つでしょう。
あるnoteでは「プロダクトマネージャーに必要なプロジェクトマネジメントのスキルを体系的に教えてくれるのがPMBOKである」と紹介されています。また、パフォーマンス・ドメインの各項目に付いている成果のチェックリストは、プロジェクトの振り返りにも活用できると評価する声もあります。日々のプロダクト開発で直面するコミュニケーションの問題解決にも、学習した観点から活かせるでしょう。
一方で、全体的に抽象的な記述が多く、PM初心者にはかなり難しい内容であるという声もあります。自身の経験との照らし合わせで理解を深める必要があり、知識を活用し十分に経験を積んだ後で読むと、その真価がわかる原典としての側面が強いです。この本は、プロジェクトマネジメントの本質的な考え方をアップデートしたいPdMにとって、示唆に富む一冊となるでしょう。
noteでの言及数の推移(直近24ヶ月)
この本が紹介されている記事(26件)
界隈がざわつくほど超進化したPMBOK第7版の解説【プロジェクトマネジメント】
プロジェクトマネジメントのおすすめ本を4つの分類でご紹介
実践・プロジェクトマネジメント[概要編] - - マネジメントの道具箱
ブロジェクトにおけるリスクマネジメント - - マネジメントの道具箱
【IT現場の生態系】SEとプログラマー・二つの視点が織りなす知の二重奏
【プロマネの生きる道】想定外の事象でも何とかする PMの「まさか」力
【プロマネの生きる道】現場から信頼されるプロマネの特徴
ソフトウェア開発チームのベテランと新人 補完するその関係
【プロマネの生きる道】チームが回らないとき、プロマネが見直すべき3つのポイント
プロジェクトにおける品質管理 - - マネジメントの道具箱

