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プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる (幻冬舎単行本)
プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる (幻冬舎単行本)
この本の書評・レビュー
『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』は、尾原和啓さんによる、完成品ではなく「つくる過程」を価値に変えるという考え方をまとめた一冊です。
出発点にあるのは、アウトプットの完成前から収益化できるという発想の転換です。「人もモノも埋もれる時代の新しい稼ぎ方」として、なぜいまプロセスが注目されるのか。品質だけでは大手と差がつきにくくなったからこそ、プロセスが「品質以外の差別化の軸」になる、と読み解く人がいます。
PdMの実感とも接続します。ある読者は「デプロイするまでプロダクトの価値はユーザーに届かない」という前提を疑い、「中で試行錯誤する社内の様子を伝えることで喜んでくれるユーザーもいるのでは」と考えたそうです。本書は「Howだけでなく、その状況になった時代・社会の背景まで解説されていて勉強になった」と評されています。
もう一つの軸が、価値観のシフトです。「役に立つ」から「意味がある」へという転換が若い世代に広がっている、という指摘は示唆に富みます。
さらに、「ゴールからの逆算ではなく、日々歩いていくこと自体に喜びを感じる」という生き方への視点も語られ、過程を楽しむこと自体が価値になるという本書の核が、多くの読み手の実感と共鳴しています。

