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ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
この本の書評・レビュー
『ビジネスモデル・ジェネレーション』は、アレックス・オスターワルダーさん・イヴ・ピニュールさん(訳は小山龍介さん)による、「ビジネスモデルキャンバス」を世に広めた一冊です。
この本の核は、その名を冠したフレームワークにあります。顧客・価値提案・自社・収支の9つのブロックで事業の全体像を一枚に描くツールで、豊富なイラストと実例を通じて、自分のビジネスへの応用の仕方まで具体的に示されると評されています。
とりわけ響くのが、アイデアを事業に変える視点です。ある読者は「デザイン思考で生み出した素晴らしいアイデアを、どうやって『儲かる事業』にするか」を学べると紹介していました。着想を収益につなぐ橋渡しとして機能する、というわけです。
使ううえでの注意も語られています。「重要なのは多面的に青写真を描き、仮説検証を進めること。とっても強力なツールですが、あくまで事業のスタート地点にすぎません」という指摘は示唆的で、描いて終わりではなく検証で磨き続けることが肝だと念押しされます。
収益設計の勘所も鋭いです。「誰が、どの価値に対して、どれだけ払うか」を、課金の仕組みではなく価値の交換として定義する。顧客と価値提案を飛ばして収益の形だけ決めてはいけない、という学びは、事業を考えるPdMにそのまま効きます。

