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2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ
この本の書評・レビュー
『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』は、ピーター・ディアマンディスさんとスティーブン・コトラーさん(監修は山本康正さん、訳は土方奈美さん)による、テクノロジーの融合がこれからの産業と生活をどう変えるかを見通した一冊です。
未来予測というと、脅すような悲観論か、浮ついた楽観論のどちらかに傾きがちです。本書はそのどちらでもない。あるnoteでは、「悲観論に脅されず、極端にユートピア的な楽観論にも踊らされない」バランスの取れた視点として評価されています。
その説得力の源が、根拠の置き方です。「科学的根拠と具体的なビジネスモデルを示してくれている」点が本書最大の価値だとされ、単なる未来語りに終わらないのが読みどころだと語る人もいます。
扱うのは、複数のテクノロジーが重なり合い、つながり合って新しい産業を生み出していく動きです。個別の技術ではなく「融合」が起こす変化を捉える視座は、プロダクトの数年先を考えるPdMの思考を広げてくれます。
未来の解像度を上げたいとき、感情論ではなくファクトで語られる本書は、頭の整理に使える一冊です。

