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ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方
ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方
この本の書評・レビュー
『ユニコーン企業のひみつ』は、Jonathan Rasmussonさん(訳は島田浩二さんと角谷信太郎さん)が、Spotifyでの経験をもとにスタートアップ流のソフトウェアづくりと働き方を描いた一冊です。
本書の軸は、プロジェクトではなくプロダクトを重視するという発想の転換にあります。スタートアップが大切にするのは「顧客・インパクト・学習であり、『学習する機械』である」という捉え方だと紹介されています。
刺さるのは、受託開発の現場を知る人です。ある読み手は、計画通りに進まなかった経験を振り返り、「一般的に起きうる問題なんだなと気づくことができました」と綴っています。期間や納期に縛られる構造を認識した上で進め方を考える——その視点を与えてくれます。
プロダクトマネージャーの役割定義も学びどころです。「物事を最後まで見届けられる能力を備えた推進役」という定義を引き、自分の職務を整理し直したという声もあります。
アジャイルやスクラムを継承しつつ、大企業規模へどうスケールさせるか。大きくても速く動ける組織をつくるヒントとして、開発文化を議論したいPMに響く一冊です。

