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行動を変えるデザイン ―心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する
行動を変えるデザイン ―心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する
この本の書評・レビュー
『行動を変えるデザイン』は、スティーヴン・ウェンデルさん(訳は相島雅樹さんたち)による、心理学と行動経済学をプロダクトデザインに落とし込むための一冊です。
中心となるのが「CREATEアクションファネル」という枠組みです。きっかけ(Cue)、反応(Reaction)、評価(Evaluation)、実行能力(Ability)、タイミング(Timing)という5段階で、人が行動に至るプロセスを分解します。この解像度の高さを「わかりやすい」と評し、グロース施策に応用する人もいます。
もう一つの学びが「チート戦略」です。ユーザーにとって厄介な問題を、サービス側がより単純なものに置き換え、ユーザーは判断するだけでよくする。「カンタンさがモチベーションに勝る」という発想は、離脱を減らす設計に直結します。
内容の評価は高く、「本質的な名著」と語る声もあります。行動の裏にある心理を、思いつきではなく理論で設計できるようになる一冊です。
一方で「いかんせん分厚い」という声もあり、腰を据えて読む覚悟は要ります。それでもユーザーの行動を本気で変えたいPdMにとって、投資に見合う深さを持った本です。

