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続・インタフェースデザインの心理学 ─ウェブやアプリに新たな視点をもたらす+100の指針
続・インタフェースデザインの心理学 ─ウェブやアプリに新たな視点をもたらす+100の指針
この本の書評・レビュー
『続・インタフェースデザインの心理学』は、スーザン・ワインチェンクさん(訳は武舎広幸さん・武舎るみさんほか)による、人の心理から逆算してインターフェースを設計するための指針集です。
主眼はシンプルで、あるnoteでは「心理学的にこういう傾向があるからデザインするときに気をつけようね、みたいなことが書いてある」と紹介されています。ユーザー体験は複数の認知プロセスの積み重ねでできている、という前提から、人がどう物事を捉えるかを起点に注意点を並べていく構成です。
この本の使い方として印象的なのが、通読ではなく参照だという指摘です。「物理本で手元に置いておいて、気が向いたときにパラパラめくってみる、みたいな使い方が出来ると良さそう」と評する声もあり、100個の指針を辞書のように引くスタイルがしっくりくる一冊だと分かります。
特に学びが多いとして挙がっていたのが、3章「人はどう決めるか」です。熟考は意思決定にそれほど寄与しないという指摘が興味深く、じっくり考えることのポジティブな効果は思ったより小さい、という視点が語られています。
だからこそ、「頭の片隅に置いて意思決定を早くする」という実務への落とし込みまでつながります。ユーザーの判断プロセスを扱うPdMにとって、機能の見せ方や選択肢の設計を見直すヒントが詰まった、そばに置いておきたい本です。

