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融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

著者

渡邊恵太

参考価格

2,640円

出版日

2015-01-21

この本の書評・レビュー

『融けるデザイン』は、渡邊恵太さんによる、ハード・ソフト・ネットが溶け合う時代の設計論を提示した一冊です。

本書の核にあるのは、「自己帰属感」という概念です。道具が意識から消え、身体の延長のように感じられる状態のこと。「自己帰属感とは何か、道具とは何か。深い洞察を与えてくれる本です」と評する人もいます。

この視点は、デザインの対象そのものを問い直します。インターフェースは人とプロダクトをつなぐ介在物であり、デザインの重心は「もの」から「こと」へと移っていく——アフォーダンスやシグニファイアといった心理学の知見を土台に、そう論じます。

だからこそ、迷ったときに効きます。UIデザイナー1年目に「自分がいったい何をデザインしているのか」と悩んだ際、「視界を開いてくれた一冊」だったという声もあり、本質に立ち返るための羅針盤になります。

論文的でやや難解という指摘もありますが、体験そのものを設計するというまなざしは、画面の外側まで責任を持ちたいPdMやデザイナーにとって、今なお示唆に富む一冊です。

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