人気の本ランキング
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
この本の書評・レビュー
『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』は、ジム・コリンズさん(訳は山岡洋一さん)による、良い企業が偉大な企業へ飛躍する条件を分析した名著です。
最も引用されるのが、人にまつわる原則です。「偉大な組織は行き先を決める前に、適切な人をバスに乗せ、適切な場所に座らせる」。目標設定よりも人選を先に置くこの考え方を、自社の企業文化に取り入れたという経営者もいます。
スタートアップ視点でも響きます。いくら経営陣が優秀でマーケットが良くても、「エグゼキューションできる優秀なメンバーがいないと非連続な成長は見込めない」という学びが語られ、採用の重みが腹落ちします。
もう一つの核が「ハリネズミの概念」です。一番になれる分野・情熱を持てること・経済的競争力を強化できること、この三つの重なりに集中せよ、という指針は、事業の焦点を定めるうえで手がかりになります。
「2回読んだけど意外と忘れている内容があった」「改めて良い本だと思った」と、繰り返し読む価値を語る声もあります。組織づくりと戦略の原則を確かめ直したいときに、何度でも開きたい一冊です。

