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ユーザーインタビューをはじめよう ―UXリサーチのための、「聞くこと」入門
ユーザーインタビューをはじめよう ―UXリサーチのための、「聞くこと」入門
この本の書評・レビュー
『ユーザーインタビューをはじめよう ―UXリサーチのための、「聞くこと」入門』は、スティーブ・ポーチガルさん(訳は安藤貴子さん)による、「聞くこと」を技術として学び直すための入門書です。
多くの人がまず崩されるのが、思い込みです。ある読者はこの本を「話を聞くだけなら誰でもできる、という思い込みを崩す」定番書だと評価します。インタビューは才能ではなく準備と作法で決まる、という前提から話が始まります。
象徴的なのが「インタビューは始まる前に決まっている」という指摘です。チームの仮説を出し切り、誰に聞くかを選ぶ——本番の質より、その手前の設計がすべてだと気づかされたという声があります。
技術面での学びも具体的です。とりわけ印象に残った点として「沈黙を破るのは参加者のほう。そのとき得られる情報はいつも価値がある」を挙げる人がいて、焦って言葉を埋めないことが良い問いになるという逆説が語られます。
読み口はやわらかく、「人に聞くことがあるなら読んでおくとよい」と、リサーチャー以外にも勧める声もあります。インタビューを我流から抜け出させたいPdMにとって、最初の一冊として頼れる内容です。

