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勝てるプロダクト開発の教科書 市場選びから顧客理解・予算管理・人事マネジメント・マーケティング・PR・法務まで
勝てるプロダクト開発の教科書 市場選びから顧客理解・予算管理・人事マネジメント・マーケティング・PR・法務まで
この本の書評・レビュー
『勝てるプロダクト開発の教科書』は、蜂須賀大貴さんによる、プロダクト責任者が向き合う全領域を一冊で扱った実践書です。
この本の狙いは明確です。蜂須賀さんは、新しいフレームワークを増やすことではなく、「誰が最終的に責任を引き受けるのか」があいまいな「責任の空白」をなくすことが最大のテーマだと述べています。役職ではなく「顧客価値から逃げず、判断を先送りしない姿勢」を軸に据えている点が特徴です。
読み手の受け止めも実践的です。あるnoteでは、本書を「単なる成功事例集ではなく、99個の失敗パターンという形で陥りやすい罠を先に知ることができる」と評し、「孤独な意思決定をひとりで抱え込まずに済むための実践的な備えになりそうだ」と紹介しています。
扱う範囲の広さも見どころです。市場選び、顧客理解、予算、人事、マーケ、セールス、PR、法務までを貫く「何を握り、何を任せるのか」という判断軸が語られます。蜂須賀さん自身は「流行り廃りのテクニックではなく、5年後も10年後も効く普遍的な原理だけを書いたつもり」と語っていました。
さらに本書は、プロダクト組織の中だけでなく「他部署や経営層、外部パートナーと議論する共通言語になったとき」に真価を発揮するとされます。連携の壁に悩むPdMほど、手元に置く意味のある一冊です。

