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カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
この本の書評・レビュー
『カイゼン・ジャーニー』は、市谷聡啓さんと新井剛さんによる、一人のカイゼンがやがてチームを動かしていく過程をストーリー仕立てで描いたアジャイル実践書です。
最大の魅力は、その読みやすさです。「書籍を読むのが絶望的に苦手でもすっと読めた本」という声があるように、理屈ではなく物語で開発手法が体に入ってくる点が支持されています。SIerのエンジニアからPMへ転身する主人公を通じて、「エンジニアからPMになった人は追体験ができる」と評する人もいます。
物語でありながら、実務のリファレンスとしても機能します。ある読者は見積もりの手順(規模の見積もり→ストーリーポイント→期間への変換→スケジューリング)を学んだと語り、会議のアジェンダ作りに本書を参照していると言います。
作中の「それであなたは何している人なんですか?」というセリフが心に響いた、という感想も。役割ではなく自分の意志で動き出す、その一歩を促す問いかけが印象に残るようです。
チームへの影響を語る声も多く、「昨年のチーム運営に大きな影響を与えてくれた一冊」と振り返る人もいます。アジャイルの第一歩を、無理なく踏み出させてくれる入門書と言えます。

