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バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
この本の書評・レビュー
『バリュー・プロポジション・デザイン』は、アレックス・オスターワルダーさんら(訳は関美和さん)による、顧客が本当に欲しがる価値を設計するための一冊です。
中心にあるのが「バリュー・プロポジション・キャンバス」という道具。顧客が抱える痛み(Pain)と利得(Gain)を書き出し、それに対して自分たちの製品がどう応えるかを整理していく、実務で広く使われるフレームワークです。
面白いのは、現場で使う人がこのツールと真剣に格闘している点です。あるnoteでは、「Painの裏返しでGainを考えると、Painに引っ張られてその延長線上のアイデアしか出ない」と、Gainの書き方の難しさが率直に指摘されています。
裏を返せば、それだけ手を動かして考えさせる力を持ったツールだということ。ジャーニー全体を描くフェーズで「Gainが想像できるようになるのでは」と、使いこなしを探る声もあります。
キャンバスを埋めて終わりにせず、顧客の価値を問い直す起点として向き合う。そんな使い方に耐える、価値設計の定番書です。

