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誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

著者

D. A. ノーマン, 岡本明, 安村通晃, 伊賀聡一郎, 野島久雄

参考価格

3,630円

出版日

2015-04-23

この本の書評・レビュー

『誰のためのデザイン?』は、認知科学者のD.A.ノーマンさんによる、「良いデザイン」を論理的に解き明かすデザインの古典です。

「デザイン系の人は必ず読まされる登竜門のような本」と評されるとおり、位置づけは別格。使いやすさを学問として追求した一冊で、「自分が求めていた、論理的に良いデザインを解説した盛りだくさんの内容だった」と満足の声が上がっています。

本書の核心は、良いデザインを支える二つの特性です。ユーザーが機能を見つけられる「発見可能性」と、その意味がわかる「理解」。機能を充実させるだけでは足りず、見つけられ、意味が伝わってはじめて使えるのだ、という指摘が繰り返されます。

技術者やPdMには耳の痛い一節もあります。「説明書を読みさえすれば全て大丈夫だと考えている」という本書の批判に、「はい、そう考えていました」と自らの誤りを認める人もいて、つくり手の思い込みを揺さぶる力を持っています。

理論の骨格も学べます。シグニファイア、アフォーダンス、対応づけ、制約といった概念から、つくり手とユーザーの概念モデルをつなぐのがデザインだと説かれます。「人間の認知に深い興味を抱かせてくれる一冊」として、UIに関わる人の土台になる本です。

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