人気の本ランキング
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
この本の書評・レビュー
『エッセンシャル思考』は、グレッグ・マキューンさん(訳は高橋璃子さん)による、「より少なく、しかしより良く」を貫くための思考法をまとめた一冊です。
本書の核心は「少ないことは豊かである(Less but better)」という考え方。PdMが必ず抱える「やるべきことが多すぎて、どれも中途半端になる」悩みに、正面から効きます。
鍵になるのは、すべてをやらない勇気です。あるnoteでは「90%ルール」、つまり100点満点で90点以上でないならNoと判断する基準が紹介され、優先度の低い要望を断りやすくなると語られています。
なぜそこまで削るのか。「すべてを手に入れようとすると本質を失う」からです。総花的にやるより、コアに力を注ぐことで、ユーザーへの提供価値が明確で強いプロダクトが実現できるという学びが語られています。
リソースの限られた新規事業では効き目がなおさら大きい。「投下すべき最も重要な課題を常に考える姿勢を学んだ」と、自分の業務を棚卸しして優先度づけに活かす人もいます。何でもやらないという選択が、成果を最大化するのです。

