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「ユーザーフレンドリー」全史 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則
「ユーザーフレンドリー」全史 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則
この本の書評・レビュー
『「ユーザーフレンドリー」全史』は、クリフ・クアンさんとロバート・ファブリカントさん(訳は尼丁千津子さん)が、「使いやすさ」がどう生まれてきたかを歴史からたどる一冊です。
この本が突きつけるのは、良いデザインほど目立たない、という逆説です。ある読者は「逆に『いかに意識させないか』が大事なんだなと思った」と書き、iPhoneが説明書なしで使えることを例に、透明であることの大切さを挙げています。
そこから見えてくるのは、UXの捉え直しです。デザインは外観や見栄えのことではなく、ユーザーが無意識のうちに自然に使える状態をつくることなのだと、この本は気づかせてくれます。
派手な機能や装飾に意識が向きがちなプロダクトづくりの現場で、この視点は効きます。ユーザーが「使いやすさ」に気づかないほど、その設計は成功している——そんな評価軸を持ち帰れる本です。
歴史を通して「使いやすいモノ」の法則を掴みたいPMやデザイナーに、じっくり読んでほしい一冊です。

