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良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

著者

リチャード・P・ルメルト, 村井 章子

参考価格

2,200円

出版日

2012-06-01

この本の書評・レビュー

『良い戦略、悪い戦略』は、リチャード・P・ルメルトさん(訳は村井章子さん)による、「良い戦略」と「悪い戦略」を事例で腑分けする戦略論の名著です。

本書の中心にあるのが「カーネル」と呼ばれる基本構造。良い戦略は「診断→基本方針→行動」の3段階からなる、というシンプルで強力な型です。戦略とは、何をやるかの前に、何が起きているかを見極めることだと説きます。

特に多くの読者が強調するのが、最初の「診断」の重要性です。「特に大事(というかできてないことが多い)なのは、1の診断」という声もあり、問題を十分に理解しないままソリューションに飛びつくのが典型的な失敗だと指摘されます。

裏を返せば、悪い戦略の正体も見えてきます。あるnoteでは、悪い戦略は往々にして「ビジョンや目標になってしまっている」と整理されていました。掛け声はあっても、課題への踏み込みがないパターンです。

「方針を提示する役割の人が読むと良い」と評されるとおり、フレームワークを実務で使いこなすための土台になる一冊。戦略という言葉を曖昧に使ってしまう人ほど、読む価値があります。

noteでの言及数の推移(直近24ヶ月)

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