人気の本ランキング
売上最小化、利益最大化の法則 ── 利益率29%経営の秘密
売上最小化、利益最大化の法則 ── 利益率29%経営の秘密
この本の書評・レビュー
『売上最小化、利益最大化の法則 ── 利益率29%経営の秘密』は、木下勝寿さんによる、利益を軸に経営を捉え直す一冊です。
タイトルからして挑発的ですが、狙いは明快です。あるnoteでは、本書が「売上が増えたのに、なぜか経営が苦しくなる」という課題に切り込み、「売上を増やすことが正解ではない」という逆転の発想を示すと紹介されていました。売上至上主義への静かな異議申し立てです。
道具立ても具体的です。企業の体力を測る「無収入寿命」という考え方や、利益のボトルネックを見つける「5段階利益管理」というフレームワークが紹介され、感覚ではなく構造で利益を捉えられるようになっています。
現場への刺さり方も強いようです。あるnoteの書き手は、木下さんが示す事業の3段階フェーズ(立ち上げ・拡大・維持)に触れ、「新規事業を立ち上げるか既存事業を仕組み化するか話し合っていたのでブッ刺さった」と綴っていました。意思決定にそのまま効いたということです。
一方で、経営層向けとして全員が読むよう指示されたという別の声では、「基本的な本質でありつつも、この思想に沿った経営をする難しさを感じた」という率直な感想も。プロダクトの数字を利益の視点から見直したいPdMにとって、視座を一段上げてくれる本です。

