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「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
この本の書評・レビュー
『「ついやってしまう」体験のつくりかた』は、玉樹真一郎さんによる、人が思わず動いてしまう体験の裏側を解き明かす一冊です。
著者は任天堂でWiiの開発に関わった人物。UXやUIといった言葉を使わずに、実例を交えて自然に溶け込む体験づくりを伝える良本として紹介されています。とりわけ「マリオの1-1ステージの話は、色んな場所でエピソードとして話せるくらい面白い」と語られ、具体例の豊かさが魅力です。
体験デザインを、脳科学・認知科学・心理学の視点から読み解くのも特徴です。記憶に刻まれる過程をどう設計するかが本書のテーマで、「人の期待を良い意味で裏切れる人は、体験デザインに向いている」という一節が印象に残ったという声もあります。
PdMやデザイナーには、価値観を揺さぶる一冊にもなります。「ユーザーが喜ぶものを作ろう、メリットを的確に訴求しよう」と考えがちだった人が、本書の「まず関わりかたが直感的にわかることを優先する」という指摘に「グサっと刺さった」と振り返っています。
良さや正しさを訴える前に、直感で触れられること。それこそが「ユーザーに寄り添う」の本質だと本書は説きます。体験設計やユーザーの感情を扱うすべての人にとって、手元に置きたい一冊です。
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