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NETFLIXの最強人事戦略 : 自由と責任の文化を築く
NETFLIXの最強人事戦略 : 自由と責任の文化を築く
この本の書評・レビュー
『NETFLIXの最強人事戦略』は、元最高人事責任者パティ・マッコードさん(訳は櫻井祐子さん)が、自由と責任の文化をどう実装したかを明かす一冊です。
この本が刺さるのは、理念を「運用」の話に引き下ろすからです。あるnoteでは「カルチャーデックは壁に貼るポスターではない」という一節を引き、バリューは採用・昇進・解雇の判断基準として一貫して使われて初めて意味を持つと語られています。
Netflixの発想は既存の常識を揺さぶります。会社を「家族」ではなく「チーム」と捉える姿勢、そして「人事考課は時間がかかり無駄」という指摘。「自分も人事考課は無駄だと感じていた」と共感し、代替の仕組みを考えさせられた人もいます。
学びどころは組織論にとどまりません。直接的な意見交換、徹底した透明性、データだけに依存しない判断——プロダクト開発チームにそのまま効く原則が並びます。
不確実性への向き合い方も示唆的です。「最強の開発組織でさえ半年先は見通せない」という本書の一節を、半年後の理想から逆算して動く根拠として引く人もいます。組織をつくる立場になったPdMに、繰り返し効く本です。

